Research

​ 動くことができない植物は、生育環境に応じて姿を大きく変えることで環境変化に対応することがあります。水陸両生の植物であるRorippa aquaticaは、生育環境に応じて葉の形を大きく変えます。この植物をつかって、環境と発生の関係について研究しています。

(写真の説明)上の列は20℃、下の列は25℃で育てたR. aquaticaの葉です。

 植物の葉の形は多様です。光合成器官である葉の形は、環境との関係の中で多様な形に進化してきたと考えられています。私達は、京野菜のミズナやミブナなどに注目して、葉の形の多様性の遺伝的・進化的な背景について研究しています。

(写真の説明)左の2枚がミズナ、右の2枚がミブナの葉です。ミズナとミブナは同じ種ですが、葉の形が大きく異なります。

 植物は、高い再生能を持っています。種によっては、葉の断片などの栄養器官から再生により新しい個体を作り出すことで繁殖していす。R. aquaticaもそのような植物の1種です。この植物をモデルとして、再生や栄養繁殖のメカニズムについて、遺伝子レベルでの研究を進めています。

(写真の説明)R. aquaticaの葉の断面から新しい植物が再生しています。

​ 京都産業大学総合学術研究所に生態進化発生学研究センターを設置して、植物の生態進化発生学的研究を推進しています。

​(写真の説明)センターで運用している次世代シークエンサーNextSeq500

 小学校で子供向けの科学体験イベントを開くなどサイエンスコミュニケーションについての研究や活動を行っています。また、理科教育(生物教育)や、産学協働教育についての研究や実践も行っています。

​(写真)イベントで子どもたちと巨大空気砲を作っている様子

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